少年よ、試験中におしっこに行け。

はじめまして。黄金司祭です。普段はtwitterでアイドルマスターシンデレラガールズのアイドル達を愛でる生活をしています。あ、ピッチピチの男子大学一年生です。

最初の記事がこれでこの先不安になるタイトルですが、おしっこの話をします。

僕は、元々緊張しやすい性格でした。そこに、大学受験のストレスから「緊張するとおしっこしたくなっちゃう病(命名:黄金司祭)」を発症しました。

症状は、読んで字のごとく、緊張するとおしっこに行きたくなります。

これからの受験シーズン、同じ症状を持つ少年少女もいることでしょう。僕は彼らに言いたい。

意外と試験中おしっこ行っても何とかなるぞ!

一年も前の事ですが、最近のように思い返されます。センター試験本番でした。地歴公民の試験は、2科目を休憩なし60分×2で行います。自分は理系だったため、地歴公民の2科目目は必要ありませんでした。言うたら暇な時間です。その時、僕は手を上げました。

「トイレ行っていいですか」

この時、僕は驚きました。意外とトイレ行っても何とかなるやん、と。


しかし、これは僕の試験中おしっこ行く人生の序章に過ぎないのです。


センター試験を乗り越えた学生のほとんどが次に受ける試練、国公立大2次試験、例に漏れず(ここ、おしっこと掛けたわけじゃないです。)二次試験を受けることになっている僕は、試験当日は足元を全力で温めて試験に臨みました。

しかし、奴はやってきました。

(おしっこしてぇ~~~)

こうなったらもう物理の問題どころではありません。みうみるうちに溜まるおしっこに、問題文も頭に入りません。

僕は覚悟を決めました。

「トイレ行っていいですか」

この時、僕はこれまでの努力を棒に振り、夢の国立大学生活も桜が咲くより前に散った、と確信していました。

その後、試験室に戻り、回答を続行することは出来ましたが、もう半ばやけくそでした。続く数学の試験でも、何度となくトイレに行ってやりました。挙句に、試験終了後の解答用紙回収時間にもトイレに行きたい旨を伝えてやりました。(この時ばかりは「ちょっと待て」と言われ、普通に我慢の限界だったので戦慄しました。)


やけくそはその後も続き、「どうせこの県には二度ど来ねぇやい!」とその県の有名観光地で遊び惚けました。国公立2次には後期試験もあるのに。


しかし、合格発表は気になるもので、試験から2週間ほど後の合格発表日、僕は大学のHPを開き何故か「流星のロックマン」のテーマソングを口笛で奏でていました。

公式にアナウンスされている発表の時間から、おおよそ30分ほど遅れて、いよいよ合格者番号の載ったPDFがHPにアップされます。


どうせないだろな~~


第一志望学科……ないな~~やっぱりか~~


第二志望……ん?


あるやん。


受かってるやん!!!!!!


そうです、あれだけ散々小便垂れてきたのに受かってたのです。嬉しかったですよ。小学生時代に近所の年上のお兄ちゃんからチートで入手した色違い伝説ポケモンを大量にもらった時並みに嬉しかったですよ。


と、ここまで僕の試験とトイレについて語りました。今おしっこ行きたい受験生、安心してほしい。何とかなるんだ。


(注:大学、資格試験の種類によってはトイレ退室の後の再入室が禁止されている場合があります。「この記事見て小便行ったら落ちたぞ」なんて言われても責任は負えません)

黄金司祭

韻の踏み方を忘れたジョイマン高木「なななな〜なななな〜ななななたまねぎ〜」

0コメント

  • 1000 / 1000