マンサイ読者の皆様、こんにちは、
ペニー長谷川です。
今回はシネマンサイを書かせていただけるということで、
映画『マトリックス』のモーフィアスをイメージしてみました。
モーフィアス、いいですよね。
えっ?
まだ、『マトリックス』を見たことがない?
見て〜〜〜!!
面白いから。僕が子どもの頃にめちゃくちゃ流行って、
『マトリックス現象』っていう言葉まで出来た映画だよ。
あと、モーフィアスがカッコイイから!
(敵に捕まってギリギリの時のモーフィアスの画像を置いておきますね。)
でもごめん、今回紹介する映画は『マトリックス』ではないのだ。
今回、僕がオススメする映画はこちら!
【レディ・バード】
原題:Lady Bird
2017/アメリカ 上映時間94分
監督・脚本:グレタ・ガーウィグ
製作:スコット・ルーディン、イーライ・ブッシュ、エブリン・オニール
製作総指揮:リラ・ヤコブ
撮影:サム・レビ
美術:クリス・ジョーンズ
衣装:エイプリル・ネイピア
編集:ニック・ヒューイ
音楽:ジョン・ブライオン
出演:シアーシャ・ローナン、ローリー・メトカーフ、トレイシー・レッツ、ルーカス・ヘッジズ、ティモシー・シャラメ、ビーニー・フェルドスタイン、スティーブン・マッキンリー・ヘンダーソン、ロイス・スミス、オデイア・ラッシュ、ジョーダン・ロドリゲス、マリエル・スコット、ジェイク・マクドーマン
ペニー長谷川のあらすじ
舞台は、2002年位のアメリカ。
サクラメントって所らしいのだけれども、
どうやら、田舎っぽいところのよう。
そこに住む、『クリスティン』という17歳の少女。
やっぱりね、17歳ぐらいの年齢は好奇心と恐怖心と、やってまえ感があります。
クリスティンは、自分が住んでいる田舎が嫌いで、都会に行きたがってる。
授業は真面目に受けないし、スーパー(お兄ちゃんが働いている)で週刊誌の万引きもする。
そんな、やってまえ感がある17歳なので、
自分の本名も嫌い。
というか、本名をダサいと思っている。
だから、レディバード。
クリスティン『あたしのことはレディバードって呼んで!』
レディバードという自分が決めた、自分の名前がある。
レディバードと呼ばないと怒る。
厨二病だね。
みんなも、なかった?
もうひとつの名前?
ちなみに僕が中学生の頃、自分に付けていたもうひとつの名前は『ホットボーイ』です。
ノートとかに『hot boy』って書いてたからね。
ははははっ........(渇いた笑い)。
そんなこんなで、多感な時期の17歳の少女クリスティンの、高校生活の最後の1年を映画にまとめたのが、
『レディ・バード』。
【感想】
いゃやー、面白かったです。
一言で言うと、『青春映画』です。
コメディ要素も多いので、気楽に見れます。
ただ、『セックスシーン』があるから、家族で見ると変な感じになっちゃうよ。
この映画には、
特殊能力も、爆発も、国家の危機も、テロリストも、ロボットも、筋肉も、ない。
そんなものは全くない。
だから、退屈するなって、思う瞬間も確かにあるのだけれども、
構成と編集が凄い!
飽きそうになると、予想外の演出や、ストーリーで、見るものを飽きさせない。
彼女がクリスティン a.k.a(またの名を) レディバード。
オナニーもするし、恋もする。
パスタを食べすぎてしまうこともある。
これは、18歳になって、その当日に、タバコとエロ本を買いに行った時の場面。
やっと合法になったから、レジの人にマウントもとるよ。
これは、この映画で唯一のイケメン。
クリスティンとどんな関係になるんだろうね?
ちなみに、コイツは『おれは、資本主義が嫌い.......物々交換が理想だね。』
とか言いながら、タバコを吸ったりするから、紛れもない厨二病だったよ。
あと、これが永遠の髭少女 『レディビアード』。
映画とは関係ないけど、名前が似ているね。
マッチョでツイテールで、カワイイ × ヘヴィメタルを軸にした活動をしているよ。
歌手でもあり、プロレスラーでもあるよ。
映画とは関係ないけどね。
あと、これも、『レディビアード』。
あと、この動画もレディビアード。
映画とは全く関係ないけどね。
ちょっと、脱線したけれども、
クリスティンの青春を描く『レディ・バード』。
家族との愛、とかもストーリーの軸になってるのだけれども、あんまり説教臭くなくて、
良い映画だから、ぜひ、見て欲しいです。
多分、僕の予想だけれども、
童貞の男(友達も恋人もいない、通称、泥)達がこの映画を見たら、
うるせ〜〜〜んだよ。
こちとら、青春のキラキラとか関係ねぇ〜〜んだよ!
って、なると思う。
.......ごめんね。
でも、セックスシーンがあるから見てよ!
あと、17歳の女の子ってこんな事考えてるのか....。
って視点でも見れるから新鮮だと思います。
あと、セックスシーン(濡れ場)もあるから!
劇中のクリスティンのセリフ
「戦争以外でも悲劇は起きるんだよ!!」
が、この作品を表しています。
等身大の悲劇と喜び。
スーパーヒーローはお呼びじゃない。
皆さんも、ぜひ、お気軽に見てください。
Amazonプライムで、視聴できます。
実は、映画批評集積サイトのRotten Tomatoesで批評家支持率100%を記録していた希有な作品です。
賞も色々取ったみたい。
そんなことは、忘れて、お気軽にどうぞ。
僕の実家の、自室に刻まれている、
あの頃の名前。
あなたの厨二ネームも思い出してみて下さい。
その頃の気持ちになって、この映画をご覧下さい。
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