【シネマンサイ】vol.14 山本の「アイアムアヒーロー」

えー、すいません、今週は僕です。

3ヶ月ぶりにこんにちは。



さて、シネマンサイの時間です。
今日は2016年の映画、「アイアムアヒーロー」を紹介します。
まずは予告編をどうぞ。
花沢健吾原作の漫画を実写化。
映画ではなかなか見ない、日本を舞台にした所謂ゾンビ物です。
普通、映画を作る時には映倫に引っかからないようにするものなのですが(規制がかかるとそれだけで見れるお客さんが減ってしまうので)、この映画は最初からR15指定を狙って作られたらしいです。
それだけあってバンバングロシーンが出てきます。

悪い言い方かも知れませんが、原作の1番面白い部分を映像化しているので「まあ、オモロイわな」って感じです。

アクションシーンなどかなり原作再現度が高い作品なのですが、原作のテーマの1つ、「日常の崩壊」も上手く表現されています。
原作の1巻では、ほぼまっっっっっっったく何も起きません。主人公である鈴木英雄の日常が描かれます。
映画でも最初の約20分、なーんにも起こりません。

B級映画かな?

と思ったらそこから約2時間、一気に駆け抜けていきます。

普通のゾンビ映画と違って、ゾンビ(作中ではZQNと呼ばれます)が「ア゙ア゙ア゙...」だの「イィィ...」だの言って徘徊しているだけではなく、「生前の生活習慣や執着していた事を繰り返す」という「生きていた人間が感染して人間では無くなってしまう」というバックボーンを感じられる設定もポイントです。

ただ、ブリッジしながら壁にぶつかっても走り続ける個体などもいるのでそうなったら普通に最悪だなと思います。(その行動に意味は無く、登場人物に「ああいうのもいますよ」みたいな一蹴のされ方をします。)


2時間あっという間の文字通りジェットコースタームービー、見てみてはいかがでしょうか。

そうそう、完全に余談なのですが映画のどこかにメイプル超合金の二人が出ているので暇な人は探してみて下さい。


それではシネマンサイ、また来週です。

0コメント

  • 1000 / 1000