食レポ『犬』

どうも、あわカノです


皆さんはゲテモノって食べたことありますか?

蚕やワニ、ウーパールーパーはなんかもありますね


『生き物は皆必死に生きているんだぞ!下手物なんて言うな!不謹慎だ!』


うわっ、なんか聞こえてきたな


まぁそんな意見もありますが、自分は今までに血入りのチョコや蚕、LSDや犬を食ったことがあります

その中でも今回は『犬』について話そうかと思います





狗肉は池袋に多い


今年の一月某日、自分はふと犬鍋が食べたくなり急遽日本に飛び立ち友人と待ち合わせをすることに
場所はかの有名な池袋で待ち合わせをすることにした

池袋と言えば犬鍋、犬鍋と言えば池袋

池袋のペットショップで売れ残った犬は全て犬鍋となるのだ


『犬鍋を食うのだけど』という誘いに乗ってくる友人達もなかなかヤバいですが、全員ヤバい奴らなので相殺されて普通になってました


そして自分達は池袋で落ち合い、さっそく店の予約をするのですが

日本語が通じねぇ


店員が韓国人ばっかじゃねぇかよ
英語で言わないと犬鍋の価格もわからねぇのかよ

しかも予約がいらないときた

本当に大丈夫なのかこの店は



犬鍋を提供する店が大丈夫だったらヤバいだろ





ビルも怪しかった


自分達が向かった店は『千里香』という怪しい店

6階か七階に店があるのだがビルも中々怪しく、バニラのチラシが貼ってあり胡散臭(うさんしゅう)がプンプンしていた

そして老人の入れ歯みたいに不安定なエレベーターで入店、店員の拙い日本語、韓国人しかいない店



よ〜〜し、犬鍋を食うぞ〜〜!




犬を食う


まずは前菜としていくつかのゲテモノを注文

蚕や鳥の頭や牛の血管やらを

全自動で回転する機械

で調理
蚕も食ったんですけどエビの頭みたいな味だったので食レポはしません


そして次は本命

犬鍋

を注文

てっきり裏メニューかと思ったら最後のページにデカデカと書いてあった
自分達は一番下の四人前を注文
鳥の頭を食いながら待つ事約15分


犬鍋、到着————

犬の肉は異様に赤みがかっている、というか茶色い

これ大丈夫なんだよね???



という疑心のもと一口食べてみることに






おっ犬だ



口の中に『犬』が広がる
Toby Foxに言ったら怒られそうだな

なんというか、犬独特の臭みがある
例えるなら『ラム肉にセロリを加えた』ような、本当に癖の強い味だった

しかしどうやら自分の舌はこの独特の臭みを旨味と判定したようで、なんなく食べれてしまった
普通にうまいとまで思ってしまった



しかし犬の味を知ってしまったのは色々と不便だ

この犬も

この犬も

この犬も、全員めちゃくちゃ臭みが効いた茶色い肉なのだから


というかなんで全員芝生の中にいんだよ




まとめ【なんだかんだで美味い】


実をいうと、自分はこの手の食材に全く抵抗はなく『生きてるし毒はないから食えるだろ』という思考なので、ちゃんと美味く調理されていれば虫でもなんでも食べれてしまうのだ
そもそも自分達は動物を虐殺して、死体を細切れにしたモノを食っているのだから何を今更という感じだ

犬も同じ事だ
愛玩動物として買われているからといって生き物は生き物、いくら動物愛護団体が口の端に泡を作って怒鳴り散らしても彼らもまた家畜を食らっているのだ

その点ベジタリアンは尊敬する、自らの手で責任を持って動物を慈しんでいる

シーシェパードとは大違いだ


犬もウーパールーパーも猿も、結局は同じ生物であって、毒がないので問題なく食える
そこに倫理観を持ち出すのはベジタリアン以外は御法度である

そして、先入観から犬を不味いとか思ってるヤツ


食え、美味いぞ〜〜〜〜





なんだ千尋、食べないのか

『ううん、私いらない』


全部父さんが食べちゃうからな

『もう知らない!』



『ねぇお父さん!帰ろうよ!!』




BAD END







追記
犬鍋を食った後に出てきた水餃子の皿に罪を咎められました

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